日々、実習生の受入入国や実習修了による母国への帰国送迎をしています。
新しく日本に来日する実習生は一様に笑顔で元気よく挨拶してくれ、日本での生活に対する豊富を語ってくれますが、
期間を終えて母国に帰国する実習生は様々な表情を見せてくれます。
達成感や安堵、寂しさ、満足感などその方が日本で経験したことが表情に現れます。

採用面接で初めて会った時は、一生懸命に勉強した自己紹介を日本語で話すことが精一杯でしたが、
3年間・5年間日本で過ごした帰りの空港では流暢になった日本語で企業の皆様や私たちに話しをする姿はとても頼もしく映ります。
実習生が日本での生活で体験した歓喜した事や苦労したことを聞けることは何事にも代えがたいです。

願わくは、日本で学んだことを活かして更に母国で活躍してくれることを望みますが、
母国に戻り別の道をみつけた実習生の活躍を聞けることも、また嬉しく思います。
技術の継承だけではなく、人と人が繋がることによって
多くの可能性を広げていけることが技能実習制度の醍醐味だと思います。